NY Bar 受験資格事前審査:追加書類の要請がありました

NY Bar
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NY Bar 受験資格の事前審査にあたって、卒業校に、BOLE(NY州司法試験委員会)への必要書類送付を依頼してから1か月半。
BOLEから、すべての書類を受領した旨の連絡が届いてから約10日。

先日、BOLEから以下のメールが届きました。

Dear Candidate:

Please be advised that the Board is unable to establish your eligibility under Section 520.6 of the Rules of the Court of Appeals based on the documents furnished to date.  If you have received a Juris Doctor degree or trained at the Legal Training and Research Institute, please have those transcripts and degree certificate sent directly to the Board of Law Examiners.  If you have no other legal study please call the office and let us know so that the Board can base it’s determination on the documents we have received.

Sincerely,
Board of Law Examiners

先日送付した大学法学部の卒業証明書だけでは足りないので、ロースクールか司法修習所の卒業証明書を提出すべし、それがない場合には電話してくるように、とのこと。

私はロースクールも出ていないですし、いわゆる法曹無資格者なので、電話して状況説明せざるを得ませんでした。
同じような経験をされる方もいらっしゃるかもしれないので、一連の流れをご参考まで記録したいと思います。

BOLEへの電話

第1トライ失敗

一度目は朝6:50に電話。
ニューヨークとの時差は14時間、向こうの17時前であれば通じるだろうと踏んでのことでしたが、問合せ対応時間は 8:45~16:45(日本時間22:45~6:45)ということで、無情にも受付終了のアナウンスが流れるのみでした。

第2トライ失敗

朝6時半、BOLEのWebサイトに記載されている電話番号にコール。
眠い目をこすってギリギリの滑り込みです。

繋がってすぐ、コロナの影響を受けた受付時間変更などの自動アナウンス。
たまたまかもしれませんが、途切れ途切れで非常に取りづらい…。
続けて通常時の自動アナウンスに切り替わります。
質問はWebサイトのFAQを参照してね、手元にBOLE IDを準備してね、問合せは本人のみですよ、といった内容。

そこからさらに自動音声で、問合せの内容に応じて振り分けられます。
Foreign Evaluationは4番。
いよいよ話せる、と思ったら、さらに1番と2番に細かく振り分けが。
Foreign Evaluationに関する質問などは1番、とのことで、1番をプッシュして待ったところ…

なんと、「WebサイトのFAQを見てね」という趣旨のアナウンスだけが流れて、通話終了。
(メインメニューに戻るには1番、という案内はありましたが…戻ったところで…)

3度目の正直

気を取り直して、再度掛け直し。
今度は、メインメニューで4番の「Foreign Evaluation」を選ばずに、「該当する番号がない場合はこのままお待ちください」と言われるままじっと待ちます。

今度は無事に、やっと生身の人間と繋がりました。

女性「はい、New York State Board of Law Examiners です」

私 「Foreign Evaluationの担当者と話したいのですが…」

女性「とくに担当者はいないのよ。BOLE IDは?」

私 「(いないんかい…、)BXXXXXXです」

女性「OK。用件は?」

私 「Foreign Evaluationの手続に関連して、legal education に関する追加書類の提出が必要だというメールが来たのですが、提出した内容ですべてなので、これ以上提出できるものがありません。提出済みのものに基づいて審査を進めてもらえますか? 」

女性「ふむ。つまり他に…」

私 「提出している以外にlegal educationはありません。」

女性「OK、了解」

私 「ありがとうございます。」

女性「Good luck! Bye.」

以上、案外さらっとしたやり取りで電話終了しました。
さて、無事に審査はうまくいってくれるでしょうか…。

冒頭のメールの内容からすると、すでに受験資格なしという判断が下ってしまっているように思えなくもないですが、なんとかひねり出してOKとしてもらえないか、祈りながら待ちたいと思います。

また進捗があればご報告します。

NY Bar
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