私がLLM留学に向けて初めてTOEFLを受験したのは、2018年9月。
それらしい対策はせず、出た点数は90点。
軒並み有名法律事務所出身の弁護士ばかりのLLM受験者の中で、私は張り合えたとしてもTOEFLの点数くらい…ということで、そこから大慌てで、TOEFLの対策勉強を始めました。
今回は、そんな時期のTOEFL対策の勉強量・内容と得点の推移について記録を残したいと思います。
もちろん、個人差が大きいところですので、ご参考までに眺めていただければ幸いです。
(最終的な最高得点のところに赤下線を引いています。)
1.初期(初回受験~3ヶ月目)
①2018年7月21日: 90点 (R28, L25, S17, W20)
②2018年9月9日: 93点 (R26, L23, S18, W26)
③2018年10月13日:103点 (R30, L25, S22, W26)
この時期の勉強は、過去問集を眺めてどんな問題が出るかイメトレするといった形で、がっつり勉強というモードではありませんでした。
ただ、やはり初期ということもあり、問題への慣れによる点数の伸びが大きかったです。
2.停滞期(4~5ヶ月目)
④2018年11月17日: 98点 (R29, L24, S19, W26)
⑤2018年12月1日: 100点 (R26, L30, S19, W25)
⑥2019年1月12日: 104点 (R29, L29, S22, W24)
⑦2019年1月26日: 97点 (R30, L23, S19, W25)
11月18日にAndy先生の勉強会に参加。
TPOを入手して、そこから本格的なTOEFL対策を始めました。
年末年始を含め休日は1日5~6時間、多くて10時間ほどReading, Listeningの問題演習を中心に取り組みましたが、点数は思うように伸びず、フラストレーションが溜まっていた時期でもありました。
停滞著しいSpeakingを何とかするべく、1月13日からE4TGに通い始めました。
3.成長、そして伸び悩み(6ヶ月目~)
⑧2019年2月16日: 109点 (R30, L29, S23, W27)
⑨2019年3月9日: 104点 (R29, L29, S23, W23)
⑩2019年3月30日: 104点 (R29, L27, S23, W25)
⑪2019年4月13日: 107点 (R30, L29, S22, W26)
⑫2019年5月11日: 106点 (R30, L30, S19, W24)
⑬2019年6月1日: 102点 (R30, L30, S18, W24)
⑭2019年6月15日: 105点 (R28, L29, S23, W25)
⑮2019年6月29日: 109点 (R30, L30, S23, W26)
2月中旬に、TPOのListeningを150問踏破。
この頃から、本番でもかなり聞き取れ、問題にも馴染みを感じるようになってきました。
同時に、ReadingやListeningはコンスタントに高得点を取れるようになりました。
また、SpeakingもE4TGでの学習成果か、比較的安定。
(帰国子女でない純ドメスティックの日本人の場合、23点がせいぜいの最高得点と言われています。)
しかし同時に、あまりこれ以上の伸びしろを感じなくなり、何とか110点台に届きたいと粘ったものの、引き続きの努力は報われず、最終的に109点で諦めることとなりました。
最後に
勉強量と点数は綺麗な比例関係にはなく、勉強量がある閾値に達したときに一気に点数に現れるな、というのが個人的に感じたところでした。
そのため、今点数に伸び悩んでいる方も、ある時突然トンネルを抜ける瞬間があると思いますので、どうか諦めずに頑張ってください。
悔やむべきは、Writingの点数がほとんど伸びなかったことですが、これはひとえにアウトプット学習を面倒がったことのツケだと反省。
Speakingは恥ずかしさを捨てアウトプット練習せざるを得ない状況に追い込まれて初めて、なんとか点数を出すことができましたので、これから取り組まれる方は、ぜひWritingでも同様の取り組みにチャレンジしていただければと思います。
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