米国留学の可否判断

LLM受験準備
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新型コロナウイルス感染症の第3波が到来し、感染者数が急激に増えています。
先日、今年の目標として「今年こそは留学を」と書いたばかりですが、1都3県に緊急事態宣言が発出されるなど状況は悪化し、雲行きが怪しくなってきました。
本日は、この状況下で米国留学の実現可能性はどの程度あるのか、どんな要素を考慮する必要があるのか、整理してみたいと思います。

1.留学そのものの可否

渡米の有無にかかわらず、留学自体ができなくなる…という可能性について。

①留学プログラム自体が中止になるパターン

米国の感染状況がさらに悪化した場合、留学プログラムが中止になる可能性。
入学予定の大学からは、2020年春の時点でコロナの状況に応じてオンライン授業とする旨連絡が来ていましたので、プログラム自体が中止になるということはないと考えて問題なさそうです。

②会社の業績が悪化し、企業派遣を中止されてしまうパターン

企業にとって、従業員を留学に行かせるというのは大きな投資ですので、業績によっては支出削減の一環として留学取り消し、ということもありうるかもしれません。
私の職場では、少なくとも現状のところそういった雰囲気はないため、いったんリスクは低いと見てよさそうです。

2.渡米の可否

①米国において入国拒否されるパターン

日本の感染状況が悪化した場合、米国において日本からの入国が制限される可能性があります。
なお、現時点(2021年1月8日)における、米国疾病予防管理センター(CDC)による日本の感染症危険情報度合いはレベル4(渡航延期勧告)。
渡航自体はできますが、州や地域によっては、出発72時間以内に取得した陰性証明書の提示や、到着後の自己隔離が要請されている状況です。

今後の感染状況の変化によっては、今後新たに入国制限措置が取られる可能性も十分にありうるため、引き続き状況を注視する必要があります。

②ビザがおりないパターン

LLM留学にあたっては、F-1ビザ(留学ビザ)を取得する必要があります。

しかし、在日米国大使館・領事館は、世界的に第1波が到来した2020年3月以降、ビザの面接を一時的に停止しました。
7月16日から、F-1ビザ含む一部のビザ申請業務が再開されたものの、状況によってはまたいつ停止してもおかしくない状況です。
こちらについても、引き続き注視していきたいと思います。

3.渡米できない場合はどうなるか?

上記から、個人的には、留学自体がNGとなる可能性は低いものの、渡米できない可能性はまだありうる、という状況です。
あまり考えたくはないですが、万一米国に入国できない場合、以下のような選択肢がありえます。

①日本からオンラインで授業参加

留学の醍醐味である友人作りが難しい、時差が大きいといったデメリットが大きいです。

②もう1年入学延期

職場と大学の許可が得られたら、という条件付きですが、可能性としてはありえます。
ただ、この宙ぶらりんな状態がさらに1年続くのは、精神的にもダメージが大きそうです。

終わりに

現時点での状況を整理してみましたが、いずれにしても、やはり今後の感染状況次第。
留学するしないにかかわらず、いろんな楽しみが奪われてしまっている現状が、一刻も早く通常に戻ることを祈ります。

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