【読書ログ】基礎から学べるアメリカ法(岩田太他著)

読書ログ
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アメリカ法入門書読み比べ、本日は2冊目。

1冊目については、こちらをご覧ください。

 

今回の本はこちらです。

基礎から学べるアメリカ法/弘文堂/岩田太+会沢恒+髙橋脩一+板持研吾

初版発行は2020年4月と、今回の4冊の中では最も新しい本です。

他にも会社法や金商法、租税法などが発刊されている弘文堂「基礎から学べる」シリーズのひとつ。同シリーズの他著と同様、初心者向け参考書のような体裁です。

よくある資格試験用参考書の中で2番目に易しいテキスト、といったイメージでしょうか。(分かりづらい…?)

法律分野ごとに章立てされ、重要な制度や特徴的な考え方が体系立てて整理されている一方で、文体はやわらかく、オーソドックスで分かりやすい記述です。

重要な用語は青太字で協調されており(まさに参考書的なところ)、ポイントを押さえながら読むことができます。

章立ては以下のような感じです。

第1章 裁判制度
第2章 司法システムを支える人材
第3章 民事訴訟制度
第4章 契約法
第5章 物権法・財産法
第6章 信託法・・・

全部で14章あり、冒頭(第1章~第3章)はアメリカ法の仕組みについて、後半(第4章~第13章)は代表的な法分野について、それぞれ概要が整理されています。(最終章は「アメリカ法の調べ方」。)

全体を通して、基本的な知識についてできるだけ触れつつ、でもできるだけ分かりやすく伝えたい、という著者の思いが伝わってくるような気がしました。

1冊目の「はじめてのアメリカ法」と今回の「基礎から学べるアメリカ法」を比べると、前者は読み物的な面白さを、後者は学習の取っ掛かりとしての分かりやすさを、それぞれ追求している印象です。

アメリカ法の全体像についてある程度網羅的に、かつ分かりやすくまとめられているため、初学者だから難しい話は嫌だけどある程度ちゃんと知識も得たい、まずは全体像を俯瞰したい、という方(特にLLM留学前向けの方など)には最もバランスが取れた本ではないかと思います。

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